ティアナ整形外科 TIANA Plastic Surgery
韓国 鼻整形 総合ガイド

耳介軟骨移植とは?耳の傷あと・鼻のどこに使うか・向く人を整理

執筆・医師監修 チェ・ハンソク 代表院長6分で読める

「耳から軟骨を採ると聞いて、耳の形が変わらないかが一番心配で」。診察室で本当によく伺う言葉です。

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いま耳介軟骨移植を調べている方も、「耳に傷が残るのでは」「そもそも鼻のどこに使うのか」と、心のどこかで思っていませんか。

結論から言うと、耳の後ろなど目立ちにくい場所から必要な量だけを採るため、耳の形が大きく変わることは多くありません。ただ、耳の軟骨には得意な役割と、向かない役割があります。今日はその違いを正直にお話しします。

ティアナ整形外科は鼻整形と鼻再手術だけを行う鼻専門で、チェ・ハンソク代表院長が相談から手術、麻酔、アフターケアまで1:1で担当します。自分の鼻に耳の軟骨が関わりそうか知りたい方は、正面・斜め・真横の写真5枚をLINEで送ってください。

耳介軟骨移植は「鼻を高くする手術」ではありません

耳介軟骨移植とは、耳のくぼみにある軟骨を少し採り、鼻先や小鼻の縁などに移して形を整える方法です。単独の手術名というより、鼻尖形成や鼻再手術の中で使う「材料の選び方」の一つと考えると分かりやすくなります。

ティアナ整形外科の鼻整形の案内バナー(モデルイメージ)

「軟骨を入れる=鼻が高くなる」と思われがちですが、順番が逆なんです。耳の軟骨は柔らかく、もともと丸みを帯びています。ですから大きく高さを出すより、鼻先の丸みや向き、細かな形を整えることに向いています。

自分の組織なので、異物として扱われる心配が小さいのも特長です。一方で、採れる量には限りがあります。

耳のどこから採るのか、傷あとと耳の形

耳介軟骨は耳の形を支える縁ではなく、耳の穴のまわりにある「くぼみ(耳甲介)」の部分から採ることが多いです。縁の部分は残すため、正面から見た耳の形が大きく変わることは多くありません。

切開の場所は、大きく2つあります。

切開の場所 傷あとの位置 特徴
耳の後ろ側 耳の裏のつけ根付近 髪を上げても目立ちにくい。多くの場合はこちら
耳の前側 耳のひだ(くぼみの縁)に沿った位置 ひだの影に隠れやすい。採りたい形や量によって選ぶ

耳介軟骨の傷跡は、術後しばらく赤みや硬さが出て、数か月かけて落ち着いていくことが多いです。経過には個人差があります。

診察では「耳を見せてください」とお願いすることがあります。くぼみの深さや軟骨の厚みは人によって違い、採れる量の見当がつくからです。

ここまで読んで「自分の鼻はどのタイプ?」と思った方へ。

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鼻のどこに使うのか、4つの場所

耳の軟骨を置く場所は、主に次の4つです。

鼻筋・鼻先・鼻唇角をトータルでデザインする鼻整形のイメージ図

① 鼻先:丸みと向きを整える

いちばん多いのは鼻先です。耳介軟骨を鼻先に重ねて、丸く広がった鼻先に輪郭をつけたり、少しだけ高さを足したりします。耳の軟骨の自然なカーブが、鼻先の丸みになじみやすいのです。

② 鼻柱:軽い支えを足す

鼻柱の中に入れて、鼻先を下から支えることもあります。ただ、耳の軟骨は柔らかいので、強い支えが必要な場合には力が足りないことがあります。鼻柱を下げる手術と鼻先を延ばす手術の考え方は、鼻柱下降術と鼻中隔延長の違いにまとめています。

③ 小鼻の縁:鼻の穴の見え方を整える

小鼻の縁が上に引き上がって、横から鼻の穴が見えやすい方では、縁に細い軟骨を沿わせて形を整えることがあります。曲がった形が、小鼻のカーブに合いやすいのも耳の軟骨の良いところです。

④ 再手術の補強:凹凸や薄い部分を覆う

鼻再手術では、以前の手術でできた段差を覆ったり、薄くなった部分を補ったりする材料として使うことがあります。ただし、すでに耳の軟骨を使っている方も多いため、何が残っているかを確かめてから計画します。

耳介軟骨移植が向く人、向かない人

向いているかどうかは、「どれだけ動かしたいか」で分かれます。

向いていることが多い方

  • 鼻先の丸みや向きを、自然な範囲で整えたい
  • 鼻先にほんの少し高さを足したい
  • 小鼻の縁や鼻先の細かな形を整えたい
  • 鼻中隔軟骨がすでに使われている、または量が少ない

ほかの軟骨を主に考えたい方

  • 鼻先を大きく前へ出したい
  • 短い鼻、上を向いた鼻を長く伸ばしたい
  • 拘縮で鼻先が縮んだ鼻を、土台から作り直したい

ここで、ティアナで使う3つの軟骨を比べてみます。

材料 量 硬さ 形 向いている役割
耳介軟骨 少なめ 柔らかい 丸く曲がっている 鼻先・小鼻の縁の形づくり
鼻中隔軟骨 中くらい(人により差が大きい) 硬めでまっすぐ 平らな板状 鼻中隔延長など鼻先の支え
肋軟骨(自家・寄贈) 多い 硬い 大きく削り出せる 強い支え、拘縮鼻や再手術

耳介軟骨と鼻中隔軟骨・肋軟骨は、どれが上というより役割が違います。一つの鼻の中で、形づくりは耳、支えは鼻中隔や肋軟骨、と組み合わせることもあります。肋軟骨が本当に必要かは鼻整形 肋軟骨 韓国で勧められたときの考え方で詳しく書きました。

院長メモ

私は、材料の名前から手術を決めることはしません。まず「鼻のどこを、どれだけ動かすか」を決め、その役割に合う軟骨を選びます。柔らかい耳の軟骨に強い役割を任せないこと。それが、長く安定させるための一番の近道だと考えています。

耳介軟骨移植のダウンタイムと抜糸

耳介軟骨移植のダウンタイムは、鼻と耳の両方を考えます。

ティアナ整形外科で整える自然な横顔のライン(モデルイメージ)

鼻の腫れや内出血は、1〜2週間ほどで目立たなくなっていく方が多いです。耳は、採った場所に血がたまらないよう数日ほど圧迫します。耳の後ろの傷に枕が当たると響くことがあるので、寝る向きを工夫してください。

7日目前後にギプスと鼻の外側の糸を外し、14日目前後に鼻の中の糸を外します。滞在の目安は7〜14泊(最低7泊)です。7日目前後に帰国する方には、日本で抜糸できるよう紹介状と手術証明書をお渡しします。時期には個人差があり、手術の際に改めてご案内します。

起こりうることと、相談で確かめたい質問

この方法で起こりうることも、先にお伝えしておきます。

  • 吸収:自分の軟骨は残りやすい材料ですが、一部が吸収されて形がわずかに変わることがあります
  • 変形・曲がり:もともと曲がった軟骨のため、鼻先の左右差として出ることがあります
  • 透け:鼻先の皮膚が薄い方では、腫れが引いたあとに軟骨の縁が見えることがあります
  • 耳の腫れ・血のたまり:耳を圧迫するのはこれを防ぐためです。痛みが強いときは早めに連絡してください

アメリカ形成外科学会(ASPS)も、鼻整形のリスクとして感染、左右差、呼吸のしにくさ、再手術などを挙げています。年月がたったあとの戻りや透けの考え方は、耳介軟骨移植 10年後はどうなる?に分けて書いています。

どのクリニックで相談する場合でも、次の質問をしてみてください。

確認したいこと 聞き方の例
役割 耳の軟骨を鼻のどこに、何のために使いますか
量 耳の軟骨だけで足りますか。ほかの軟骨と組み合わせますか
耳の傷 耳の前と後ろ、どちらを切りますか。左右どちらの耳ですか
皮膚 私の鼻先の皮膚は、透けやすい厚みですか

相談先は当院でなくても構いません。ただ、耳の軟骨に何を任せるのかを、手術前に言葉で説明してくれる病院を選んでください。ほかの記事は韓国の鼻整形の記事一覧で読めます。

まとめ

  • 耳介軟骨移植は、耳のくぼみの軟骨で鼻先や小鼻の縁の形を整える方法
  • 傷は耳の後ろ側に置くことが多く、耳の形が大きく変わることは多くない
  • 柔らかく量が少ないため、大きく高さを出す・長く伸ばす役割には向かない
  • 鼻中隔軟骨や肋軟骨と役割を分けて組み合わせることもある

耳介軟骨移植が自分の鼻に合うか知りたい方は、正面・斜め・真横の写真5枚をLINEで送り、「鼻先のどこを変えたいか」をひと言添えてください。以前に鼻の手術を受けた方は、その時期と内容も一緒にお送りください。日本語でお返事し、施術範囲の目安をお伝えします。

よくあるご質問

Q1耳介軟骨を採ると、耳の形は変わりますか?

耳の形を支える縁の部分は残し、くぼみの部分から必要な量だけ採るため、正面から見た耳の形が大きく変わることは多くありません。ただ、採る量や耳の形によって見え方には個人差があるため、手術前に採る場所と量をご説明します。

Q2耳の傷あとは目立ちますか?

多くの場合は耳の後ろ側を切開するため、髪を上げても目立ちにくい位置になります。耳の前側から採る方法もあり、その場合も耳のひだに沿わせて傷を置きます。傷の赤みは数か月かけて落ち着いていくことが多く、経過には個人差があります。

Q3耳介軟骨だけで鼻を高く、長くできますか?

耳の軟骨は柔らかく量も限られるため、鼻先の形を整えたり、少し高さを足したりする役割に向いています。鼻先を大きく前へ出したい、短い鼻を長く伸ばしたい場合は、鼻中隔軟骨や肋軟骨と組み合わせるか、そちらを主に使うことを考えます。

Q4耳介軟骨移植のダウンタイムはどのくらいですか?

鼻の腫れや内出血は1〜2週間ほどで落ち着いていく方が多く、耳は数日ほど圧迫して腫れを抑えます。7日目前後にギプスと外側の糸を外し、鼻の中の糸は14日目前後に外します。時期には個人差があり、手術の際に改めてご案内します。

Q5以前の手術で耳の軟骨を使っていても、もう一度使えますか?

反対側の耳に軟骨が残っていれば使えることがあります。同じ耳から採っている場合や、必要な量が多い場合は、肋軟骨や寄贈肋軟骨を検討します。以前の手術内容が分かるメモと、いまの鼻の写真をLINEで送ってください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

「ブログを見ました」とひとこと添えて、正面・斜め・真横の写真5枚をLINEで送ってください。施術範囲の目安とお見積もりの考え方を、日本語でお伝えします(無料)。

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※ 本コラムは自由診療(公的医療保険適用外)に関する情報です。手術の効果・回復には個人差があります。 掲載の症例写真はご本人の同意を得て掲載しており、腫れ・内出血などのリスク・ダウンタイムを伴います。最終的な術式・費用は診察のうえ決定します。