耳介軟骨移植豚鼻:上を向く原因と、耳の軟骨だけに頼らない理由
耳介軟骨移植豚鼻——耳の軟骨を鼻先に入れると上向きの豚鼻になる、という話を目にして、鼻先の手術をためらっていませんか。
読んで気になったことは、そのままLINEで聞いてください。
「ブログを見ました」とひとこと添えて写真を送るだけで、日本語でお返事し、施術範囲の目安とお見積もりの考え方をお伝えします(無料)。
LINEで写真を送って無料相談する耳の軟骨そのものが鼻先を上に向かせるわけではなく、上を向くのは、柔らかい耳介軟骨だけで鼻先を大きく前に出して支えが負けたときや、術後に組織が縮んだときです。もともと短く上向きの鼻先を下ろしたい場合、耳の軟骨だけに頼る手術を私は勧めません。
こんにちは。ティアナ整形外科 代表院長のチェ・ハンソクです。
ティアナは鼻整形と鼻再手術だけを行うクリニックで、私がカウンセリングから手術、アフターケアまで1:1で担当し、手術中の麻酔管理も私が直接行います。手術前には3D-CTで骨格と鼻腔を立体的に確認し、軟骨は耳介・鼻中隔・肋軟骨(寄贈肋軟骨を含む)から、鼻の状態に合うものを選びます。
鼻先がすでに上を向いているのか、これから耳の軟骨で高くしようとしているのかで、考え方は変わります。正面から鼻の穴の見え方が分かる写真と真横の写真をLINEで送ってください。予約時間に合わせて通訳スタッフが同席するので、韓国語ができなくても、手術の説明は通訳を介して日本語で聞けます。
鼻先が上を向くのは、軟骨の種類より支え方の問題
耳介軟骨移植豚鼻という組み合わせだけを見ると、耳の軟骨が原因のように思えます。けれども豚鼻と呼ばれる状態、つまり鼻先が上を向いて正面から鼻の穴が大きく見える状態は、どの軟骨を使ったかより、鼻先にかかる力の釣り合いで決まります。

鼻先の向きを左右しているのは、鼻先を前に出す力、それを引き戻す皮膚の張り、そして土台になる鼻中隔の支えです。どれかが極端になると、鼻先は回ります。
耳介軟骨は、耳の内側のくぼみから採る薄く曲がった軟骨です。重ねたり形を整えたりして鼻先の高さや丸みをつくるのには向いていますが、まっすぐな柱として鼻先を前下方へ押し出す力は強くありません。皮膚が厚いのに耳の軟骨を重ねて鼻先を大きく前に出すと、押し返された鼻先が上へ回り、鼻の穴が見えやすくなることがあります。
もうひとつの原因が拘縮です。感染や出血のあとに鼻先の周りの組織が硬く縮むと、鼻先が上へ引き上げられます。これは耳の軟骨に限らず、プロテーゼを入れた鼻でも起こりえます。
耳の軟骨で足りる鼻先、足りない鼻先はどう違う?
耳の軟骨が力を発揮しやすいのは、鼻の長さや向きは今のままでよく、鼻先を少し高く、丸みを少し整えたい場合です。採取した側の耳の形が目に見えて変わることは多くなく、鼻先の形づくりには扱いやすい材料です。耳のどこから採り、鼻のどこに使うかは耳介軟骨移植の傷あとと鼻に使う場所で整理しました。

症例(短鼻):横顔、手術前(左)と術後3ヶ月(右)。施術内容:鼻筋シリコンプロテーゼ、鼻先(鼻中隔軟骨+保存肋軟骨)、団子鼻修正、短鼻修正、骨切り、鼻柱・鼻唇角の調整。効果・経過には個人差があります。腫れ・内出血・左右差・感染などのリスクがあります。ご本人の同意を得て掲載しています。

一方、次のような鼻では、耳の軟骨だけでは足りないことが多くなります。
- もともと鼻が短く、鼻先を下へ伸ばしたい
- すでに鼻先が上を向いていて、正面から鼻の穴が見える
- 以前の手術のあと、鼻先が硬く縮んでいる
- 皮膚が厚く、鼻先をかなり前に出したい
こうした鼻で鼻先の位置そのものを動かすには、鼻中隔延長のように、まっすぐで強い軟骨を土台に固定する方法を考えます。耳・鼻中隔・肋軟骨それぞれの性質は鼻尖形成で使う軟骨の違いと向く鼻先に詳しく書いています。
ここまで読んで「自分の鼻はどのタイプ?」と思った方へ。
正面・斜め・真横の写真5枚をLINEで送るだけで、院長が施術範囲の目安をお返事します。相談・お見積もりは無料です。
写真を送って施術範囲の目安をもらうすでに上を向いた鼻先は下ろせる?
下ろせることは多いです。鼻中隔延長では、鼻の中央にある鼻中隔に軟骨の柱を固定し、鼻先を下へ、前へと動かして角度と長さを整えます。土台に向くのは、まっすぐで硬さのある鼻中隔軟骨です。
ただ、アジア人の鼻は鼻中隔軟骨が小さいことが多く、アジア人の鼻整形をまとめた総説(Plastic and Reconstructive Surgery Global Open, 2014)でも、量が足りない場合に肋軟骨を使う選択肢が挙げられています。私も、鼻再手術で軟骨が足りない場合や、拘縮した鼻の多くでは肋軟骨を使います。自分の鼻に肋軟骨が本当に要るのかは肋軟骨を勧められたときの見極め方で説明しています。
数年前の耳介軟骨で鼻先が上がってきた場合
たとえば、数年前に耳の軟骨で鼻先を高くし、その後少しずつ鼻先が上を向いて鼻の穴が目立ってきたとします。この場合にまず見極めたいのは、上を向いた原因が支えの弱さなのか、拘縮で皮膚が縮んだことなのかです。
支えの弱さが原因で皮膚に余裕があれば、鼻中隔延長で土台をつくり直す余地があります。拘縮が強い場合は、皮膚の伸び具合に合わせて下ろす量を控えめにし、一度で元の長さまで戻そうとしないことが大切です。無理に伸ばすと、皮膚の血流に負担がかかるからです。
院長メモ
上を向いた鼻先に耳の軟骨を足せば戻る、とは私は考えません。鼻先が回ってしまった鼻に、まず必要なのは土台です。上向きの鼻で鼻先だけを高くすると、顔から浮いて見える印象はいっそう強くなります。下ろす量も、皮膚が許す範囲を見て決めたいと考えています。
以前の手術のあとで鼻先が上がってきた方は、上を向き始めたと感じた時期と最初の手術の時期を、今の真横の写真に添えてLINEで知らせてください。耳の軟骨を使ったかどうか分からなくても、時期だけで相談を始められます。
耳の軟骨は年月で形が変わる?
鼻先に入れた耳の軟骨は多くの場合そのまま残りますが、皮膚が薄い鼻では数年後に軟骨の縁が浮き出て見えたり、少し吸収されて高さが落ちたりすることがあります。年月で上向きが進むかどうかは、軟骨そのものより、最初にどれだけ前に出したかに左右されます。10年先の見通しは耳介軟骨移植の10年後の考え方にまとめました。
耳の傷あとと、採取した側の痛み
耳介軟骨は、耳の後ろ側か耳の内側のくぼみに沿って切開して採るのが一般的で、傷あとは耳の形の陰に隠れやすい位置になります。軟骨移植の採取部位の合併症を調べた報告(Craniomaxillofacial Trauma & Reconstruction, 2018)でも、耳からの採取は血腫や感染などの合併症が比較的少ない部位とされています。
採取後の数日は耳を圧迫するため、少し痛みや張りを感じ、横向きに寝ると当たる感じが出ることがあります。胸から肋軟骨を採る場合と比べると、採取した側の痛みは軽く済むことが多い部位です。
ソウルで何泊して、抜糸はどこで受ける?
滞在は7〜14泊が目安で、最低でも7泊は必要です。手術から7日目にギプスと外側の糸を、14日目に鼻の中の糸を外します。7日目に日本へ戻る場合は、紹介状と手術証明書を受け取り、残りの抜糸を日本の医療機関で受ける形になります。
鼻先を下ろした手術でも、ギプスを外した直後は腫れで鼻先が持ち上がって見えることがあります。帰国の朝の鼻で角度を判断せず、数か月かけて落ち着いていく経過を見てください。
実際の鼻の変化と術後何ヶ月の写真かは、ご相談の前にティアナの鼻整形症例ギャラリーでご覧いただけます。
拘縮や感染で鼻先が上がってきたときの対応
知っておきたいリスクと副作用
術後は、腫れ、内出血、鼻づまり感、耳の圧迫による違和感がしばらく続き、多くは数週間のうちに引いていきます。鼻先の向きと長さが落ち着くまでには数か月かかり、仕上がりには個人差があります。
鼻先を上へ引っ張る方向に働く合併症が、感染と拘縮です。術後しばらくたってから鼻先が赤くなる、熱を持つ、硬くなって引きつれる感じが出る、といった変化は早めに見てもらいたいサインです。軟骨の縁が透けて見える、左右差が出るといった形の問題も起こりえます。
鼻の成長が終わっていない年齢の方、鼻先や耳に炎症がある方、妊娠中・授乳中の方、喫煙を続けている方、以前の手術からまだ日が浅く腫れや硬さが残っている方は、手術の時期を考え直すことが一般的に勧められます。
帰国後に鼻先の赤みや引きつれに気づいたら、正面と真横の写真を撮ってLINEで送ってください。熱や痛みが強いときは、持ち帰った紹介状と手術証明書を持って日本の医療機関を受診してください。
耳介軟骨移植豚鼻の不安への答えは、今の鼻先の向きと、皮膚にどれだけ余裕があるかで変わります。正面から鼻の穴が写る写真と真横の写真に、鼻先を下ろしたいのか、高くしたいのかをひとこと添えてLINEで送ってください。
来院されたら、3D-CTと診察で、鼻中隔に使える軟骨がどれだけ残っているかと皮膚の余裕を確かめ、耳の軟骨で足りる鼻か、土台からつくり直す鼻かをお伝えします。
よくあるご質問
Q1耳の軟骨を採ると、耳の形は変わりますか?
耳の形を支える縁の部分を残して採るため、正面から見た耳の形が目立って変わることは多くありません。採取後しばらくは腫れや内出血が出ることがあり、そのあいだは耳を圧迫して落ち着かせます。
Q2アップノーズと豚鼻は同じものですか?
鼻先が少し上向きで横顔が軽く見える状態をアップノーズ、正面から鼻の穴が大きく見えるほど上を向いた状態を豚鼻と呼ぶことが多いです。どちらも、鼻先の向きと鼻の長さを一緒に見て考えます。
Q3耳の軟骨と鼻中隔の軟骨を一緒に使うことはありますか?
あります。鼻中隔軟骨で鼻先の土台となる柱をつくり、耳の軟骨で鼻先の丸みや高さを整える組み合わせは、一般的に使われる方法です。どちらがどれだけ使えるかは、診察と3D-CTで確かめます。
Q4鼻の穴が目立つのは、小鼻縮小で直せますか?
小鼻縮小は、鼻の穴の幅や小鼻の張り出しを整える手術で、上を向いた鼻先の角度そのものは変わりません。鼻の穴が正面から見える原因が鼻先の向きにある場合は、鼻中隔延長など鼻先の位置を動かす方法を考えます。
Q5鼻先を下ろしたあと、また上を向くことはありますか?
支えが弱い場合や拘縮が残っている場合は、年月とともに角度が少し戻ることがあります。そのため、皮膚の余裕に対して下ろす量を欲張らないことが、戻りを小さくすることにつながります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「ブログを見ました」とひとこと添えて、正面・斜め・真横の写真5枚をLINEで送ってください。施術範囲の目安とお見積もりの考え方を、日本語でお伝えします(無料)。
LINEで写真を送って無料相談する※ 本コラムは自由診療(公的医療保険適用外)に関する情報です。手術の効果・回復には個人差があります。 掲載の症例写真はご本人の同意を得て掲載しており、腫れ・内出血などのリスク・ダウンタイムを伴います。最終的な術式・費用は診察のうえ決定します。

